九九に親近感を!一番の鬼門は7の段。
「九九で一番苦手な段は?」
九九を習い始めた小学生に質問すると、圧倒的に7の段が多いとのこと。
とりあえず7の段をここに書いてみます。
7×1=7
7×2=14
7×3=21
7×4=28
7×5=35
7×6=42
7×7=49
7×8=56
7×9=63
ざっとこんな感じなのですが7の段の答えってぱっと見てもたいした法則性がみえません。
しいていえば答えが、奇数・偶数・奇数・偶数と繰り返されているだけ・・・
これじゃぁ確かに小学生たちは暗記するという方法しかなく、出来る子と出来ない子の差が出てきてしまう。
本当に丸暗記するしか方法がないのか?
とりあえず7の段がなかなか暗記できずに克服できない子供さんがいたら、今から書く方法を試してみてください。
①まず先に7の段以外の1~9の段を理解する。(8の段・9の段については当ブログに覚え方?みたいなのを書いているのでぜひ参考にしてみてください。)
②理解できたら7の段の7×7=49 これだけはしっかり覚えてください。
③7×7=49が暗記できたらあとは脳内変換を子供さんに身につかせてあげるだけです。
例えば、7×2なら2×7と数字を前後ひっくり返すんです。
7×1→1×7
7×2→2×7
7×3→3×7
7×4→4×7
7×5→5×7
7×6→6×7
7×7
7×8→8×7
7×9→9×7
一度、子供さんに問題を出してみてください。
「7×3はいくつ?」
そこで子供さんが「えーと・・」とか悩んでいるようなら、
「じゃぁ3×7はいくつ?」
すぐに切り替えさせてあげるんです。
そこで3×7が答えられたら必ず言ってあげてください。
「7×3も同じ答えなんだよ」と。
最初は低い数字からやっていきましょう。繰り返すことによって、そのうち子供さんも九九というものに馴れてくれて7の段にも抵抗がなくなるのではと思います。
まぁ、このやり方も一種の暗記ですよね(笑)
でもどうせなら苦手意識など持たずに楽しく覚えていきたいところです。
一緒にお風呂に入りながら、リラックスした状態で覚えていくとより効果がありそう。
親子のコミュニケーションにもなりますしね。